Record China 2019年9月24日(火) 15時20分
拡大
24日、韓国・KBSは「日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が終了する11月以降に日本の安全保障に穴が開く可能性が指摘されている」と伝えた。資料写真。
2019年9月24日、韓国・KBSは「日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が終了する11月以降に日本の安全保障に穴が開く可能性が指摘されている」と伝えた。
先月24日に北朝鮮がミサイルを発射した際、日本政府は韓国国防部より約10分早くその事実を発表した。これについて記事は「日本政府はGSOMIA終了により日本内に広がる安全保障についての不安を意識して急いで発表したが、ミサイルの高度や方向など大事な情報が抜けていた」と指摘している。
また「日本内でも北朝鮮ミサイル探知能力に問題があるとの指摘が出ている」とし、「防衛省は5月以降に北朝鮮が発射したミサイルの軌道を2回以上探知できなかった」と説明している。その上で「韓国国防部は今年は全ての探知に成功した」とし、「日本内ではGSOMIA終了が日本の安全保障に与える影響を懸念する声が上がっている」と伝えている。
韓国国防安保フォーラムのシン・ジョンウ事務局長は「ミサイルが西側の内陸で低高度で飛ぶと日本は探知できない可能性が非常に高い。そうした情報を得られなければミサイルの全体的な開発動向を日本は把握できない」と指摘している。日本政府は米国などの民間衛星を活用する案を推進しているというが、記事は「安全保障への不安を取り除けるかは未知数だ」と伝えている。
これに韓国のネットユーザーからは「GSOMIAは日本からの要請で結ばれたもの。韓国にとっては何の助けにもならない不合理なものだったんだ」「これでもまだ『韓国の安全保障が危ない』としてGSOMIA破棄撤回を求める議員がいることが信じられない」など、韓国政府のGSOMIA破棄決定を支持する声が上がっている。
一方で「日本と競ってどうする?協力した方がいいに決まっているのに」「客観的に冷静に見て韓国の軍事情報力が日本に劣るのは確か。日本のピンチを笑う前に自分たちがしっかりしよう」「日本を心配している場合じゃない。ミサイルがどこに飛んで行っても戦争は朝鮮半島で起きるというのに」「港に北朝鮮の船が侵入したことにも気付かなかった韓国の国防力は大丈夫だと言えるの?」などと指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)
この記事のコメントを見る
Record China
2019/9/24
2019/9/17
2019/9/13
2019/9/6
2019/9/1
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る