Record China 2019年9月30日(月) 8時0分
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27日、環球時報は、今年の国慶節期間中、「逃亡犯条例」をめぐる混乱が続く香港への中国本土からのツアー数が前年比で86%減少したことが明らかになったと報じた。写真は香港国際空港。
2019年9月27日、環球時報は、今年の国慶節期間中、「逃亡犯条例」をめぐる混乱が続く香港への中国本土からのツアー数が前年比で86%減少したことが明らかになったと報じた。
記事は、シンガポール紙・海峡時報の26日付報道を引用。国慶節の連休は本来香港の観光業や小売業にとって1年で最も忙しい時期になるはずが、今年の国慶節連休は混乱が続く香港を観光客が敬遠し、飛行機やホテル、テーマパークはガラガラの状態になりそうだと伝えた。
そして、香港観光業議会が「昨年の同じ時期に比べて、今年の国慶節連休期間中に中国本土から香港に赴く観光ツアーの数は86%の暴落となる。この期間中、上海から香港に向かう飛行機のチケットは昨年よりも38%も安くなっており、香港の各ホテルの予約率もわずか30%にとどまっている」としたことを紹介している。
その上で、この時期にやってくる中国本土観光客を頼みにしていた香港の消費ブランド、高級品ブランド販売業者からは「この現実を受け入れざるを得ない」「未来が見えない」といった悲鳴が聞こえているとした。
記事はまた、実際に香港旅行の計画を取りやめた山東省の女性が「安全を考えてやめた。香港が安全になるまで待つ」と語ったことを併せて伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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