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オーストラリアの歴史学者で、シンガポール国立大学教授のワン・ガンウー氏は、豪イースト・アジア・フォーラムへの寄稿で、「中国の今回の台頭は過去3回とは異なる」と指摘している。写真は国慶節(建国記念日)の天安門広場。
2019年10月1日、中国メディアの参考消息網によると、オーストラリアの歴史学者で、シンガポール国立大学の教授やシンガポールのシンクタンク、ISEAS-Yusof Ishak Instituteのチェアマンを務める王賡武(ワン・ガンウー)氏は、豪イースト・アジア・フォーラムへの寄稿で、「中国の今回の台頭は過去3回とは異なる」と指摘している。
参考消息網が要約して伝えたところによると、王氏は「中華人民共和国は10月1日、70回目の誕生日を祝う」とした上で、「中国はこれまで、何回かの台頭で世界を驚かせてきたが、今回は大規模な転落の後の4回目の台頭だと言われている」とした。
その上で、「過去3回の台頭はいずれも、長期にわたる分裂と混乱の後に起こったものであり、中国はその転落から回復して再び台頭した時に強さを増していることが確認されている」とした。
そして、4回目の台頭について、「中国は、1949年以降の数十年間の安定により自信を取り戻した。これは、人々の進歩に対する信念と、人々の過去の伝統における最高のものと新しいものを組み合わせる能力に起因している。今日の中国は、西側諸国から多くのことを学び、大転落後に再び台頭するという全く異なる過程を経験している」とした。(翻訳・編集/柳川)
CRI online
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