2019年10月4日、中国メディアの観察者網は、中国国旗を地面に引き落とした男が12日間の拘留処分になったと伝えた。

記事によると、湖南省張家界市で1日、国慶節を祝うために店舗の外に掛けていた国旗が何者かに捨てられたとの通報が派出所に寄せられた。捜査の結果、容疑者は33歳の男であることが判明。取り調べで男は、先月30日夜に故意に国旗を引っ張って地面に落としたことを認め、地元当局はこの男を12日間の拘留処分とした。

記事では、国旗を引っ張って落とした時の防犯カメラの映像も紹介されている。男は何度も振り返って笑っていたという。

映像内の説明によると、中華人民共和国国旗法第19条では、「公共の場で中華人民共和国国旗を故意に燃やす、破損する、落書きをする、汚す、踏みつけるなどの方法で侮辱した者は、法に基づき刑事責任を追及する。状況が軽微である場合、公安機関が十五日以下の拘留に処する」と規定されている。（翻訳・編集/山中）