「メード・イン・チャイナ」を支える中国の「匠の精神」―中国メディア

Record China    2019年10月9日(水) 9時30分

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5日、中国メディア・中国経済網は、中国の製造業の発展に関する記事を掲載し、「中国経済は高速成長段階から『質の高い発展』段階へ入った」と伝えた。写真は高速鉄道。

2019年10月5日、中国メディア・中国経済網は、中国の製造業の発展に関する記事を掲載し、「中国経済は高速成長段階から『質の高い発展』段階へ入った」と伝えた。

記事はまず、「高速鉄道の開通距離世界一、国産旅客機C919の試験飛行成功、激しい競争の中地位を確立し海外へ輸出される家電製品など、近年、『メード・イン・チャイナ』の品質は向上し続けており、中国国内外で認められつつある。その過程で中国の『職人』そして『匠(たくみ)の精神』が力を発揮している」と紹介した。

次に「中国数千年の歴史の中、『匠の精神』は古くから続いてきた。『巧奪天工(天然の美をしのぐほど技が美しい)』『匠心独運(独創的で芸術的な構想をする)』などの故事もこの精神を要約したものだ。新中国の職人たちは匠の精神に新たな要素を注ぎ込んだ。そして、中国の『顔』となるような道路、橋、港、原子力発電所などが誕生したのだ」としている。

その上で、「中国経済は高速成長段階から『質の高い発展』段階へ入った。人々の生活の質も上がり、医療や教育、文化といった社会サービスのさらなる高品質化が求められている。このため、匠の精神、イノベーションの心を胸に、雑念を払って『メード・イン・チャイナ』のために強固なサポートを提供する必要がある」と伝えた。

最後に、「『匠の精神』を広めるには政府、企業、そして社会の一人ひとりが共同で『いいものづくり』のための『土壌』整備を行うことが必要だ。この精神は中国共産党第19回全国代表大会の報告にも明記されている。『匠の精神』を広め、製造業界の品質革命を推進し、経済の質の高い発展を実現するための環境はすでに整っている。製造強国建設の目標は達成されるだろう」と論じた。(翻訳、編集/和田)

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