中国人観光客のマナー遵守を旅行約款に追加、ガイドや添乗員の監督責任も追及―中国

Record China    2013年8月5日(月) 6時0分

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2日、中国国家旅遊局は、海外における中国人観光客のマナー遵守の徹底を目指し、各旅行会社に対して、旅行約款に「観光マナー」の条文を加えることを求めた。写真はルーブル美術館。

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2013年8月2日、中国国家旅遊局は、中国の旅行会社が企画する海外旅行の約款に「観光マナー」の条文を加えるよう各旅行会社に求めた。これにより、海外における中国人観光客のマナー向上を目指す。3日付で新京報が伝えた。

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7月30日、仏ルーブル美術館前にある池に足を浸す中国人観光客の姿がインターネット上で話題になった。中国のネットユーザーたちは、中国人観光客のマナーの悪さを「国辱」と非難。翌31日、事態を重視した中国共産党中央宣伝部部長で党中央文明委員会副主任の劉奇葆(リウ・チーバオ)氏は、宣伝教育の強化と規範的制約の強化、社会的監督の強化を呼びかけ、海外に出かける中国人観光客のマナーと資質の向上を強く求めた。

「観光マナー」の条文は旅行約款の補充条項に記載され、法的効力を有する。国家旅遊局の邵[王基]偉(シャオ・チーウェイ)局長は、「ガイドや添乗員は、観光客のマナー違反行為に対し、注意およびこれを阻止する監督責任を負う。今後はガイド資格試験にも観光マナーの項目を盛り込む。観光客への指導や注意を怠ったガイドや添乗員、旅行会社については、教育指導や業務改善命令などの措置を下す」と強く語った。(翻訳・編集/本郷)

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