新生児誘拐事件が発覚=医師が死産と偽り人身売買組織に売却―陝西省渭南市

Record China    2013年8月4日(日) 22時17分

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2日、人民網は、新生児誘拐の陝西省産婦人科医師に余罪多数か、新生児は遠隔地に運ばれ売り飛ばされたとの記事を掲載した。産婦人科医師が赤ちゃんに障害があるとして“処理”するよう家族を説得、実は人身売買仲介人に売却していた。写真は董さん。

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2013年8月2日、人民網は、新生児誘拐の陝西省産婦人科医師に余罪多数か、新生児は遠隔地に運ばれ売り飛ばされたとの記事を掲載した。

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7月、陝西省渭南市富平県で新生児誘拐事件が起きた。16日、董さんは富平県婦幼保健院で出産したが、産婦人科副主任の張から「赤ちゃんには先天的伝染病と脳疾患があります」と告げられ、育てるのは自分にとっても国にとっても大変な負担となるため、死産として“処理”するよう求められた。

いったんは同意した家族だが、後に赤ちゃんは医師によって売り飛ばされたのではと疑念を抱き、20日に警察に通報した。警察の取り調べにより、張は2万1600元(約34万6000円)で赤ちゃんを人身売買の仲介人に売却していたことが明らかとなった。その仲買人も別の仲買人に3万元(約48万円)で転売している。8月3日現在、赤ちゃんの行方はいまだ明らかになっていない。

捜査の結果、この驚くべき事件には余罪がある可能性が高まっている。富平県婦幼保健院では董さん同様、赤ちゃんに問題があるとして病院が“処理”した事例が7件あることが明らかとなった。(翻訳・編集/KT)

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