江蘇省の高架橋崩落、2年前に予言されていた?―中国メディア

Record China    2019年10月11日(金) 11時20分

拡大

江蘇省無錫市で10日に発生した高架橋の崩落事故について、2年前に事故の発生を予測する文章が発表されていたとする情報が、注目を集めている。

江蘇省無錫市で10日に発生した高架橋の崩落事故について、2年前に事故の発生を予測する文章が発表されていたとする情報が、注目を集めている。

国営の新華社通信などによると、同市で現地時間10日午後6時10分、国道312号線の高架橋が突然崩落し、車3台が下敷きになった。この事故で、車に乗っていた3人が死亡、2人が負傷したとみられている。

事故が発生した高架橋について、以前から多くの市民がその安全性について疑問を呈していたという。複数のメディアの報道によると、2017年4月24日に「無錫の高速内環道路の高架橋はいったいあとどれだけもつのか」との文章がSNS上で発表されていたことが分かった。

一部メディアが「神予言」などと報じているこの文章では、規定の積載量を超過したトラックが高架橋を走行することで梁(はり)などにひびが入っており、いつ崩落するか分からない状況だと記されていた。また「設計上の使用年限は50年だが、こんなトラックが通っていたら寿命は当然縮まっている」とも指摘している。

このほかにも、SNS上で「国道312号線を過積載のトラックが思いのままに走っている」「トラックの走行を禁止してほしい」といった投稿が掲示板などに寄せられていたようだ。

中国中央テレビの情報によると、今回の崩落事故もトラックの過積載が直接的な原因になった可能性があるという。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携