米国からF-16戦闘機購入?ベトナムに「だまされるな」と中国メディア

Record China    2019年10月12日(土) 11時10分

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10日、新浪軍事は、ベトナムが米国からF-16戦闘機の購入を計画しているとの情報について、トルコの名前を挙げて「くれぐれもだまされてはいけない」とする記事を掲載した。写真はF-16。

2019年10月10日、新浪軍事は、ベトナムが米国からF-16戦闘機の購入を計画しているとの情報について、トルコの名前を挙げて「くれぐれもだまされてはいけない」とする記事を掲載した。

記事は、このほどハノイで開かれた国際防衛展示イベントで米ロッキード・マーティン社がF-16戦闘機の模型を持ち込んだことで世界のメディアから注目を集めたと紹介。また、ベトナムが15億ドルを投じてF-16を購入し、旧ソ連製の古いミグ-21戦闘機と置き換えることを計画しているとの情報が流れたと伝えた。

そのうえで、これまでベトナムに禁輸政策を取ってきた米国が、同国に対して各種の武器を提供し始めた背景には、中国に対するけん制と、ロシアの軍事工業や経済への意識があると分析している。

その一方で「ベトナムはミグ-21のほか、Su-27やSu-30といったロシア製戦闘機を配備しており、すでにロシア戦闘機のメンテナンス能力を持っている。しかし、これらの戦闘機と米国製のF-16は互換性がなく、メンテナンスにあたりさらに大量の資金と人員が必要になる」という専門家の見方を伝えた。

さらに、金銭的な負担が増えるだけではなく、「武器購入にあたり米国から金銭では解決できない政治的ななにがしかの条件をつけられることになる」と主張。「この国が最も典型的な例だ」として、ロシア製対空ミサイルシステムS400を購入したことでF-35の供給を凍結されたトルコを挙げた。(翻訳・編集/川尻

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