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12日、観察者網は、中国が数千万トン級の核弾頭を搭載可能な、新しい液体燃料大陸間弾道ミサイルの開発を進めると報じた。資料写真。
2019年10月12日、観察者網は、中国が数千万トン級の核弾頭を搭載可能な、新しい液体燃料大陸間弾道ミサイルの開発を進めると報じた。
記事は、今月1日に行われた中国建国70周年記念軍事パレードで、DF-5B大陸間弾道ミサイルが登場したと紹介。中国の未来の核ミサイルの中で、依然として液体燃料ミサイルが重要な位置を占めていることが示されたとした。
そして、中国ではDF-5Bミサイルに続く、新たな世代の液体燃料大型大陸間弾道ミサイルの研究開発が行われるとの見方を示し、「間違いなく、数年後には自身の目でそれを証明することになるだろう」と伝えている。
その上で、新しいミサイルの性能について「終末決戦に向けて準備する、最終兵器レベルだ」と説明。子弾頭を10発余り携帯できるほか、1発の子弾頭を搭載する場合には3500万トンという巨大なサイズになると説明した。
記事は、シミュレーターで3500万トンの弾頭を米国中部の農業地域で爆発させれば、致死量の放射性物質を含む塵(ちり)が米国内の2~3州に拡散し、米国の半分の農業を破壊することも不可能ではないと紹介。「何といっても、終末兵器であり、誰もこれが使われることを望んでいない」としている。(翻訳・編集/川尻)
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