Record China 2019年10月16日(水) 12時0分
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日本の華字紙・中文導報は15日、台風19号で被災した日本に住む中国人らが微信(WeChat)のグループ内で「窓ガラスに養生テープを貼ることは台風対策になるのか」をテーマに「激論」を交わしたと伝えた。写真は台風19号の被害。
日本の華字紙・中文導報は15日、台風19号で被災した日本に住む中国人らが微信(WeChat)のグループ内で「窓ガラスに養生テープを貼ることは台風対策になるのか」をテーマに「激論」を交わしたと伝えた。
各地で甚大な被害をもたらした台風19号をめぐっては、上陸前からホームセンターなどで防災グッズが品薄になった。窓ガラスに貼るための養生テープを購入していく人も多かったといいい、在日中国人もこうした日本の防災対策にならった。「米」の字のように放射状に貼る人がいたほか、願掛けのためか「封(封じる)」「頂住(耐える)」などの文字の形にテープを貼る人もいたという。
一方で、ある在日中国人は米国連邦緊急事態管理庁(FEMA)の防災情報を基に、「テープを貼るのは自分で自分をだます気休めのようなものにすぎない」と主張した。「強風によって窓ガラスが割れたり、あるいは巻き上げられた木の枝や看板が当たって割れたりするレベルの衝撃であれば、テープではまったく意味がない。それどころか、逆に細かく砕けるはずだったガラスがテープによって大きな塊のまま残ってしまう可能性もあり、そんなものが飛んでくればけがにつながる。保護フィルムを全面に隙間なく貼るなら別だが、普通のテープを米の字に貼っただけでは効果はほぼない。ハリケーンが来た時、米国の人々が我先にと買うのはテープではなく合板だ」と指摘し、議論を呼んだという。
このほか、微信では台風19号関連の画像や動画が出回ったものの、その一部は今回の台風のものではなかったことが分かったという。しかし記事は、「真実も嘘も飛び交ったが、今回の台風が在日中国人に防災教育の授業となり、多くの人が防災意識を高めたことは否定できない」と伝えている。(翻訳・編集/北田)
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2019/10/15
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