Record China 2019年10月14日(月) 17時40分
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14日、環球日報は、韓国の李洛淵首相が天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に出席することについて、韓国メディアから日韓関係改善に向けた期待の声が出ていると報じた。資料写真。
2019年10月14日、環球日報は、韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相が天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に出席することについて、韓国メディアから日韓関係改善に向けた期待の声が出ていると報じた。
記事は、韓国の首相事務所が13日に、李首相が22日の「即位礼正殿の儀」と晩さん会に出席し、23日には安倍首相主催の夕食会に出席して日本の政財界関係者と会う予定であると発表したことを紹介。一方で、安倍首相との単独会談については明確な発表はないと伝えた。
そして、韓国メディアが「もし両首相の会談が実現すれば、昨年10月に韓国の裁判所が徴用工判決を下して以降、初めての両国政府の最高レベル会談になる」と伝えているとし、YTNテレビが単独会談の実現について「おのずと徴用工判決、日本による対韓輸出規制、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄決定などの問題について議論が行われるだろう」と予測していることを紹介した。
YTNテレビはまた、「即位礼正殿の儀」は約30年ぶりとなる日本の国家級行事であり、韓国政府としては日韓関係のいかんを問わず、政府の首脳クラスを参加させるのが妥当だと判断する一方、日韓関係について現時点で日本側の態度に明らかな変化が見られないことから、文在寅(ムン・ジェイン)大統領ではなく、最終的に李首相が出席することに決めたと報じている。
記事はさらに、李首相がかつて東亜日報の東京駐在記者を務め、国会議員時代も「韓日議員連盟」の幹事や事務局長を担当していた「知日派」であるとし、今回李首相は「文大統領の特使」として日本側に両国関係発展に関する韓国の立場を伝える役割を担うとの見方も韓国メディアから出ていると伝えた。(翻訳・編集/川尻)
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