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世界で建設中の超高層ビル、87%が中国に=「時代遅れ」との見方も―中国メディア

Record China    2013年8月7日(水) 1時4分

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6日、「世界一高い超高層ビル」に関する話題は大きな物議をかもし、その騒ぎを引き金に、「中国には本当に、それほど多くの超高層ビルが必要なのか?」という根本的な問いが中国人に突き付けられている。写真は上海の高層ビル群。

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2013年8月6日、現在世界一の高さを誇るアラブ首長国連邦ドバイの「ブルジュ・ハリファ」をさらに上回る高さとなる湖南省長沙市の超高層ビル「天空都市(Sky City)」(投資・建設:遠大集団)が、着工からわずか4日後、建設認可を得るための手続きを終了していなかったという理由で、関連部門から建設中止命令を下された。「世界一高い超高層ビル」に関する話題は大きな物議をかもし、その騒ぎを引き金に、「中国には本当に、それほど多くの超高層ビルが必要なのか?」という根本的な問いが中国人に突き付けられている。中国経済周刊が伝えた。

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統計データによると、現在世界中で建設が進められている超高層ビルのうち、87%が中国で建設されている。また、現在の超高層ビルトップ20棟のうち、10棟は中国にある。専門家の研究によると、現在建設中の超高層ビルが全て完成するとすれば、今後3年間、中国では5日に1棟のペースで超高層ビルが完成することになり、5年後、中国の超高層ビルの数は、米国の4倍に相当する500棟に達する見通しだ。

最初の超高層ビル建設ブームは、1930年代にニューヨークで起こった。当時、ニューヨークでは100棟を上回る超高層ビルが建設された。世界中に名を馳せた「エンパイア・ステート・ビルディング」もその頃に建設され、その後40年間、「世界最高の建築」という栄えある称号を保ち続けた。1960年代になると、日本の東京でも超高層ビルの建設ラッシュが始まった。当時の日本は、高度経済成長の真っただ中にあったことで、ステータスに対する日本人の渇望と追求が限りなく加速され、それを誇示するかのように、超高層ビルが続々と新宿に姿を現した。

時代が変わっても、超高層ビルに対する人々の欲求や目的は変わらない。超高層ビルは、国家あるいは都市の強大な経済力と科学技術レベルを誇示する目的で建設されてきた。次々と完成した超高層ビルは、人類の工業文明と科学技術の輝かしい成果を示すと同時に、その国や都市の経済・資産・流行を示すという役割を果たした。

しかし当時の米国や日本と比べ、現在の中国の「超高層ビル建設ブーム」は、やや趣が異なっている。1930年代のニューヨークは、超高層ビルの建設によって経済力と科学技術力を明示する必要があった。また日本も1960年代の超高層ビル建設で、敗戦からの完全復興を世界に証明する必要があった。一方、中国の各大都市に超高層ビルが乱立しているのは、ある種「成り上がり」を誇示するものだ。超高層ビルはもはや、技術・先進・流行・実力のシンボルではなくなった。そのようなモードは過去のものとなった。これは、1980年代初めに多くの「トレンディ」な人々がダブルラジカセを片手に持ち歩き、大音量で音楽を鳴らしながら大通りを闊歩していた姿と全く同じだ。当時、彼らが持っていたラジカセは、海外ではとっくの昔に淘汰された製品だった。

ニューヨーク・東京・香港・上海などの世界の大都市は、人口増加と経済発展に伴い、さらなる土地の有効利用を進め、各種ニーズを満たす目的で、超高層ビルを建設する必要に迫られたことは間違いない。しかし、都市そのものの規模やレベルがそれほど発達していない長沙のような都市には、「世界一の超高層ビル」は実のところ必要ない。「世界一の超高層ビル」を建設することに「売名効果」があり、世の中の人々にその都市を強く印象づけることができると思うのは、極めて稚拙な考え方だ。ある都市が人々に強い印象を残せるか否かは、その都市に「世界一の超高層ビル」があるかどうかによるのではなく、都市計画や交通・環境などの公共サービス、さらにはその都市に住む人々の精神性や素養が決め手となる。

今回、監督管理部門によってストップがかかったのは、「世界一の超高層ビル」建設だけはない。一種の短絡的な思考法、さらに言えば現代中国社会の浮ついた心理状態にもストップがかけられたのだ。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

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