携帯電話ユーザー数が200万人を突破!政府高官は2台以上保有―北朝鮮

Record China    2013年8月7日(水) 15時34分

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5日、韓国紙・朝鮮日報の報道によると、北朝鮮の携帯電話ユーザー数が200万人を超えたことが分かった。資料写真。

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2013年8月5日、韓国紙・朝鮮日報の報道によると、北朝鮮の携帯電話ユーザー数が200万人を超えたことが分かった。携帯電話ユーザーは、朝鮮労働党などを含めた特権階級が大部分を占めており、政府高官は2〜3台所有しているという。6日付で国際在線が伝えた。

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北朝鮮で唯一の3G通信運営業者「高麗リンク」の大株主であるエジプトの通信会社オラスコム・テレコムによると、北朝鮮で合法的に使用できる携帯電話には、通常の通話以外にビデオ通話、ショートメッセージ、写真撮影、ゲームなどの機能があるが、国際電話の受発信や北朝鮮在住の外国人との通話はできない。(※編集部注:「高麗リンク」は、08年12月に北朝鮮政府が25%、オラスコム・テレコム社が75%を出資して設立した)

北朝鮮の携帯電話ユーザー数は、移動通信業務が開始された08年にはわずか1600人に過ぎなかったが、2009年に10万人、2012年2月に100万人に達し、2013年5月に200万人を突破した。

主なユーザー層は、朝鮮労働党の党員を含めた特権階級に集中しており、党高官はほとんどが2〜3台の携帯電話を所有している。党幹部の子供たちも、高校入学の頃から携帯電話を持つという。

また、携帯電話は、華為(Huawei)や中興通訊(ZTE)など中国製が多いものの、党幹部など上層部の人々は、主にノキアやモトローラなど西側ブランドの携帯電話を使用している。最新のタッチパネル式の携帯電話の価格は、350ドル(約3万4000円)前後だという。(翻訳・編集/HA)

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