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猛暑がつづく中国、職種によって明暗分かれる―中国メディア

Record China    2013年8月7日(水) 18時10分

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6日、猛暑が人々の消費に変化をもたらしている。人々が忍びがたい気温に耐えている一方で、旅行会社、エアコン、タクシー、EC事業、スイカ、自動車修理などの業界は、この「猛暑経済」を享受している。資料写真。

2013年8月6日、猛暑が人々の消費に変化をもたらしている。人々が忍びがたい気温に耐えている一方で、旅行会社、エアコン、タクシー、EC事業、スイカ、自動車修理などの業界は、この「猛暑経済」を享受している。猛暑はまた、水上レストランのような変わった商売を生み出した。

◆エアコン販売

国金証券はこのほど、「天気が力を貸してくれれば、エアコン業界は好調な売れ行きを記録する可能性が高い。業界全体もまた、7月下旬から8月のピーク期の販売に期待できる」と指摘した。UBS銀行もまた、「猛暑が続けば、昨年下半期の好調な住宅販売による需要が引き出され、エアコン販売の増加率が上昇する」と予想した。

◆EC(電子商取引)事業者

暑すぎて、買い物のために外出したくない―あるEC事業者は、「当社が最近販売している商品のうち、40%以上は日焼け止めクリーム、水着、扇風機などの小型家電、薄手の衣料品などとなっている」と語った。また一部のEC事業者は、生鮮食品のネット通販を開始した。

◆タクシー

猛暑によりタクシーの商売が忙しくなっており、特に通勤・退勤のラッシュ時には、「一台もつかまらない」ほどだ。浙江省嘉興市のタクシー運転手は、「現在は1日の業務量が60数回に達し、利用者が20%ほど増加した」と述べた。

仕事が増えたが、多くのタクシー運転手は、「夏はエアコンをつける必要があり、燃費が悪くなる。収入は増加しておらず、むしろ減っている」と語った。

タクシー運転手の1日の「エアコン代」は、数十元(数百円)に達するという。

◆果物

スイカは気温の影響を最も受けやすい果物だ。今年以来、スイカの価格がうなぎ登りとなっている。ヤマモモやさくらんぼなどの食欲を促す季節の果物も、販売量が増加している。

◆避暑ツアー

海岸や川下りなどをテーマとする「水のツアー」が大人気で、南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどの南半球の「季節逆転ツアー」にも問い合わせが相次いでいる。

◆自動車サービスセンター

車は人のように熱くて辛いとは感じないが、夏には暑さ対策が欠かせない。例えば車体の塗装は、日焼け対策が必要だ。炎天下の夏を迎えた杭州市の自動車サービスセンターのスタッフは、「日焼け止めに来る車は、普段の3倍以上になっている」と述べた。また車の暑さ対策グッズが好評で、現在まで続く猛暑により、修理の業務量が大幅に増加している。

◆水上レストラン

猛暑により、店の経営者は機転をきかせている。重慶市の小さな町では、水上レストランがオープンした。この町のレストランでは、水上レストランが開かれるまでは豆花飯(柔らかな豆腐を使った米料理)などのB級グルメが売られていたが、今やさまざまな特色ある食品が食卓に乗せられており、最多で1日300卓が埋められることもあるという。他省もしくは重慶市の市街地から観光客が押し寄せ、食事のために列に並ぶという活況を呈している。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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