2013年8月8日、中国陝西省西安市蓮湖区のタクシー運転手に対して、数日前に交通警察蓮湖大隊から車内に家族写真の設置を求める通知が出された。京華時報が伝えた。

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統一規格のプラスチックフレームを使用し、価格は1つ25元（約400円）だという。これについて、タクシー運転手たちからは、「そんなことをしたら家族情報が漏れるし、もしかしたら関連部門がこれを口実にして私腹を肥やそうとしているのではないか」との声が上がった。

同大隊安全生産監督中隊の彭青文（ポン・チンウェン）中隊長によれば、これは確かに「家族への愛情とともに安全運転」というテーマで呼びかけた活動で、その中には自動車用のアクセサリーを制作するという案があったと認めた。ただ、「それは管轄地区の部門が自発的な意思で家族への愛情や平和に関する自動車用のアクセサリーを制作してドライバーに配布するというもので、関係者がそのアクセサリー制作で費用を徴収しようとしているのか、自分たちは事情を知らないし、無関係だ。それに、どの部門が有料化しようとしているのかについてもよくわからない」と説明。最後に、「われわれとしては皆の安全を目的として考え、提案・提唱しただけだったが、管轄地区内の部門で提案を実行する過程で手違いが発生したに違いない」と釈明した。(翻訳・編集/碧海)