Record China 2013年8月10日(土) 21時10分
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9日、中国では猛暑により太陽熱温水器が99℃を示した。
2013年8月9日、人民日報によると、中国の簡易投稿サイト・微博(ミニブログ)の利用者は7日夜、「93℃」を示す自宅の太陽熱温水器の温度計の写真を公開した。
8日には他のネット利用者も次々と自宅の太陽熱温水器の温度計の表示写真を公開。多くが95℃以上を示す中で、「99℃の家はないのか?」「南京がどれだけ暑いかわかるというものだ。100℃の家はあるのか?写真を掲載してほしい」といったコメントが寄せられている。
多くの南京市民の太陽熱温水器の温度計が99℃という最高温度に達している。温度計は2桁までしか計測できないものだ。
■専門家「タンクに水があれば危険はない」
江蘇省太陽能熱水工程公司の専門家によると、正常な温水器は電気を通じて加熱するので温度制御を行っており、一定の温度を超えると加熱しないようになっている。しかしこうした高温の天候下では、温水器自身の吸熱装置が物理的に熱力を吸収するため、熱を遮ってやらないとどんどん加熱されることになる。一般の家庭で使っている温水器は使用頻度が低いため、冷たい水が循環しないことから、温度がどんどん上昇して90℃以上になることもありうるという。
太陽熱温水器は寒さに弱いが暑さには強い。夏は屋外の温度は高いものの、タンクに水があれば一般に危険はない。温水器が99℃まで上がっても爆発することはない。現在の家庭用温水器はいずれも開放式のシステムで、空気と接触しているため、お湯を沸かすヤカンと同様に、沸騰すると蒸気が排出されるようになっている。もっとも、日中に水を足すのは避けたほうがよい。もしタンクに水がない状態で気温の高い日中に水を加えると、内部の真空ガラス管が破裂する可能性がある。(提供/人民網日本語版・翻訳/YH・編集/TF)
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