樹齢200年のヤナギの大木、燃える=酷暑の影響で自然発火か?―湖北省武漢市

Record China    2013年8月12日(月) 15時50分

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10日、中国・湖北省武漢市新洲区にある樹齢200年以上の柳が自然発火して燃え上がり、村民が消火にあたりながら通報した。同市では連日35℃以上の猛暑日が続いており、専門家は酷暑の影響の可能性があると指摘する。写真は柳の木の消火にあたる消防士。

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2013年8月10日9時ごろ、中国・湖北省武漢市新洲区旧街街道観村にある樹齢200年以上の柳が自然発火して燃え上がり、村民が消火にあたりながら通報した。火は約1時間後に消防士によって消し止められたという。11日付で武漢晨報が伝えた。

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柳は高さ約10メートル、幹はとても太く、成年男子3人が手をつないでも抱えきれないほどの大きさだ。目撃者の村民によれば、午前9時ごろに木が自然発火し、付近の住民に急いで知らせて皆で消火にあたった。しかし、木が高かったことと水圧が足りなかったこともあり、通報するしかなかったという。同市新洲区の消防士によって火はすぐさま消し止められたため、樹木が焼失するのは免れた。

同区の林業専門家によれば、古木が自然発火するのは厳しい暑さと関係している可能性があるが、一般的にはこのような現象は珍しいとのこと。武漢市では連日35℃以上の猛暑日が続き、今夏の熱射病や熱中症による死者はすでに5人が確認されている。(翻訳・編集/碧海)

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