アシアナ航空が「訴訟を起こさない」ことを条件に賠償金前払いを提案=「恥知らず」の声―中国版ツイッター

Record China    2013年8月12日(月) 18時23分

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11日、韓国アシアナ航空はサンフランシスコ国際空港で起きた着陸失敗事故の全乗客に、賠償金1万ドル(約96万円)の先払いを提案したが、「訴訟を起こさないこと」という条件付きであったため、中国版ツイッターでは非難の声が上がっている。資料写真。

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2013年8月11日、韓国・聯合ニュースによると、韓国アシアナ航空は7月6日にサンフランシスコ国際空港で起きた着陸失敗事故の事故機に乗り合わせた全乗客に、賠償金1万ドル(約96万円)の先払いを提案した。

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あくまで先払い金であり、受け取った後も乗客はアシアナ航空に対する賠償請求の権利を保有するとアシアナ航空関係者は発言している。しかし、アシアナ航空からの申し入れ文書の中に、「航空会社に対して訴訟を起こさないこと」という条件があったことが物議を醸している。

このニュースを受けて、中国版ツイッターと呼ばれる簡易投稿サイトでは「恥知らず!」や「訴えるべき」など、アシアナ航空の対応を批判するコメントが数多く寄せられている。以下は寄せられた意見の一部。

「恥知らずめ!」

「韓国棒子がついに本性を現した」(※「棒子」は韓国人に対する蔑称)

「こんな航空会社はクズだ。倒産するまで徹底的に訴えるべき」

「サインすればいい。そんなの何の効力もないよ。どこであろうと訴える権利はあるはず」

「ふざけたことを!1万ドルなんていらない。全員が一緒に法律に則って自分の権利を守るべきだ!」

「これは米国で起きたことなのだから、米国の法律によって裁かれるべきだ。アシアナ航空は米国の法律を飛び越えて自ら処理していいのか?」

また、訴えることに否定的な意見や、「やり方が中国に似ている」と暗に自国を皮肉るコメントも少数だが見られた。

「訴えてはだめだ。そんなことしたら亡くなった人たちが安らかに眠れない」

「けがをしていない人にとって1万ドルは割に合っていると思う。けがをした人と亡くなった人には訴える権利を残しては?」

「え…これはわが国のやり方じゃないか?」

「中国じゃないのだから、必ず勝つ訴訟を誰が示談にするというのだ?」(翻訳・編集/北田

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