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27日、環球時報は、英国のトラックコンテナから39人の遺体が見つかった事件について、「中国に泥を塗るため西側メディアはなりふり構わず」と題する記事を掲載した。
2019年10月27日、環球時報は、英国のトラックコンテナから39人の遺体が見つかった事件について、「中国に泥を塗るため西側メディアはなりふり構わず」と題する記事を掲載した。
記事は、英ロンドン近郊グレーズでトラックのコンテナから39人の遺体が発見された事件で、死者の多くがベトナム人であることが多くの情報によって明らかになってきたと紹介。事件発覚当初は大半が中国人密航者と報じられたことについて「情報に乏しい初期段階においてであれば理解はできる。かつて中国の沿海地域で欧州への密航ブームがあったからだ」とした。
その一方で「受け入れられないのは、英国や西側のメディアがこの事件についてまるまる中国のせいにし、批判の矛先を中国に向けていること。事件の発生地である英国や欧州に対しては何の追及もしていない。西側メディアは福建省の密航グループが起こしたとまで断言し、中国が悪いという印象を深めようとしている」と主張した。
記事はまた「中国にバランスの取れた発展が必要なら、世界もバランスよく発展をするべきだ。西側メディアは中国の発展のアンバランスさによる産物と批判しているが、これは事実と大きく異なる。かつて密航が集中した地域は、今では発展を遂げている中国南東部の沿海地域だからだ」と論じている。
そして最後に「西側メディア関係者は、西側諸国と他国との間に発展の不均衡が生じていることに注目し、アンバランスさをあおり立てるのではなく、減らすよう促すべきだ」と指摘した。(翻訳・編集/川尻)
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