米エレクトロニック・アーツの新作はひどい課金ゲー?「プラントvs.ゾンビ2」が大不評―中国

Record China    2013年8月16日(金) 15時10分

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12日、「プラントvs.ゾンビ2(Plants vs.Zombies2)」の中国語バージョンがAPP STOREに公開された。

2013年8月12日、「ゾンビの群れがまもなく波のように来襲!」―先日、米エレクトロニック・アーツ(EA)がリリースした「プラントvs.ゾンビ2(Plants vs.Zombies2)」の中国語バージョンがAPP STOREに公開され、わずか7時間でダウンロードがトップに踊り出たが、その後すぐに評価が2つ星にまで下がった。

全世界を風靡したゲーム「プラントvs.ゾンビ」の続作として、「プラントvs.ゾンビ2」中国語バージョンは明らかに首を長くして待っていた多くの中国ファンの怒りを買い、「一歩一歩大金を稼ぐ」、「人民元 vs.ゾンビ」とゲーマーからツッコミを入れられた。

中国のゲーマーの不満を誘ったのは、無料でゲームをダウンロードした後、多くの植物や技能はお金を使って買わなければならず、さもなければクリアランスや、ゲームの進行が非常に難しいことが分かったことだ。ある中国のゲーマーは、中国語バージョンに設定された購入コストの累計は300元(約4800円)近くで、英語バージョンの2倍以上であり、難易度も英語バージョンに比べてかなり高めてあるのを比較した上で発見したという。

易観国際(Analysys International)のアナリストである薛永峰(シュエ・ヨンフォン)氏は、エレクトロニック・アーツの中国市場に対する理解はまだ十分ではないと述べた。「携帯電話ゲーム製品は本来ダウンロードの一環を通して料金徴収がなされるべきだが、中国の携帯ゲーム市場は独特で、このような方法を通してではお金は儲けにくい」と指摘した。

業界関係者によると、外国企業は中国でゲームに投資した初めの数年は利潤をあげることがとても少なく、必ず辛抱強さが必要とされる。多くのゲームは無料ダウンロードを通してブランドを広め、それから周辺商品の売り出しを頼みとして収益を勝ち取るのだ。

エレクトロニック・アーツの関係者は、すでにゲーマーの不満に気づいており、公開での回答はしていないが、時間をむだにせずニューバージョンの改良・製作をしているところだと記者に述べた。(提供/新華網日本語版・編集/武藤)

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