Record China 2019年10月28日(月) 22時30分
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26日、環球網は、米国のF-35戦闘機のパイロットが装着するヘルメットが一つ40万ドル(約4300万円)と高額な理由について紹介する記事を掲載した。写真はF-35。
2019年10月26日、環球網は、米国のF-35戦闘機のパイロットが装着するヘルメットが一つ40万ドル(約4300万円)と高額な理由について紹介する記事を掲載した。
記事は、第5世代のステルス戦闘機であるF-35について「各種の最先端科学技術が凝集した戦闘機」としたうえで、同機のために開発された特殊ヘルメットもやはり「ハイテクの集合」であると紹介。頭部保護や通信という基本機能以外に、情報ディスプレイ、暗視装置、高感度センサーといった機能を持ち、パイロットが360度の周辺状況を把握するのに大いに役立つ「小型のワークステーションだ」としている。
そして、目視追跡システムの動作を保証するため、同機のヘルメットは各パイロットの頭の大きさ、形に合わせて精密に作られる必要があり、一つ一つオーダーメイド生産されていると説明。ヘルメット作りはまず装着者の頭のサイズ、瞳の距離などを採寸し、3Dスキャナーで模型を作成することから始まるのだと伝えた。
記事は、各個人でそれぞれ必要になること、複雑な製造工程があることから一つ40万ドルという超高額な値段になるのだとするとともに、非常に精密である故に、仮に少しでも破損すればまた改めて作り直す必要があり、新しいヘルメットが完成するまでパイロットはF-35を操縦することができないと紹介した。(翻訳・編集/川尻)
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