Record China 2007年4月26日(木) 18時30分
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2007年4月25日、江蘇省南京市で最後の慰安婦である雷桂英さんが死去した。葬儀は翌26日に行われた。写真は、南京市に残されているアジア最大規模の旧慰安所史跡。
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2007年4月25日午後3時12分ごろ、江蘇省南京市で最後の元慰安婦である雷桂英さんが死去した。これにより南京市では、かつて自分が慰安婦だったと証言する人物がこの世を去り、「生き証人」を失ったことになる。
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前日の24日、雷さんの担当医は、集中治療室で治療中の雷さんの脳死を宣告した。病室には、社会団体や一般市民から贈られた花が飾られており、回復を祈るカードも添えられていた。脳死の判定を受けた養子の唐家国さんは、集まった記者たちに「母はしきりに故郷へ帰りたいと言っていた。故郷の村の言い伝えによれば、人は死んだらその魂は必ず故郷へ帰るという。母もきっと故郷に戻れただろう」と、戦争に翻弄され苦難の多かった母の人生を思い返し、涙ながらに語った。 ***
雷さんの葬儀は、26日午前9時より行われる。雷さんはキリスト教徒で、生前よく通っていた湯山教会へ埋、永遠の眠りにつく。(編集・wm)
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