O・ストーン監督「中国を敵だと思ってはいけない」「日本の長期的国益は中国頼み」―中国メディア

Record China    2013年8月15日(木) 18時20分

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14日、来日中の米映画監督オリバー・ストーン氏が、このほど行われた記者会見で「日本は中国に謝罪すべき」と発言したとして、大手ポータルサイト・捜狐網(SOHU)など中国の主要メディアが一斉にこれを取り上げている。写真はオリバー・ストーン監督。

2013年8月14日、来日中の米映画監督オリバー・ストーン氏が、このほど行われた記者会見で「日本は中国に謝罪すべき」と発言したとして、大手ポータルサイト・捜狐網(SOHU)など中国の主要メディアが一斉にこれを取り上げている。

ベトナム戦争を描いた「プラトーン」など、反戦・社会派の作品で知られるオリバー・ストーン氏は今月12日、東京・日本外国特派員協会で講演を行った。

この中でストーン氏は、尖閣諸島(中国名:釣魚島)問題にも触れ、「日本の長期的な国益は中国に頼るところが多く、日本は中国との関係をもっと広い目で見直すべき」とコメント。「中国を敵だと思ってはいけない。違った角度から中国を見るところから始めたほうがいい」と話し、「それには、まず中国に謝罪し、自分たちが殺した中国人に謝罪するところから始めるべきだ」と語った。

中国のメディア各社は、日本が第二次大戦中に侵略行為を行った中国やアジア諸国に「まずは謝罪すべき」というのが、ストーン氏の主張だと伝えた。また、直面している日中の緊張関係については、「軍事力に頼るのではなく平和的なやり方でアプローチすべき」というのが発言の主旨だと報じている。(翻訳・編集/Mathilda

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