2013年8月14日、韓国の国会議員4人が15日に靖国神社を訪れ、安倍晋三首相の右傾化に抗議する旨の声明を発表するために来日した。

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入国したのは、韓国の野党・民主党の李鍾杰（イ・ジョンゴル）議員ら3人と党幹部1人の合わせて4人で、「終戦の日」である15日に靖国神社を訪れて声明を読み上げるとしている。声明は「安倍首相が過去の日本による侵略を否定するなど、日本は右傾化している」などと日本を厳しく批判する内容だという。李議員は、「日本の一般市民による参拝は尊重するが、安倍首相をはじめとする一部の政治家の言動は誤っているというわれわれの考えを明確に示したい」としている。

このニュースは中国でも議論を呼んでおり、「中国版ツイッター」と呼ばれる簡易投稿サイトには、韓国をほめたたえるコメントや中国共産党の対応を批判するコメントが数多く寄せられている。以下は、寄せられた意見の一部。

「中国人も彼らを見習うべきだ」

「称賛に値する。もっと言えば自己を反省すべきだ」

「韓国人は素晴らしい。どこかの党の人も抗議に行ったらどうか、無理だろうけど」

「中国の指導者たちは私腹を肥やすのに忙しいのか？」

「ほら、見ろ。われわれの公僕よ。お前たちはどこにいるのだ？」

「中国人民の代表はどうだ？風俗で遊んでいるのか、それとも豪華なホテルでマージャンか？」

また、韓国の議員の行動に否定的なコメントや、民主主義への憧れともとれるコメントも見られた。

「われわれの方がどんなに賢いことか。ここで非難すればいいことじゃないか」

「抗議が何の役に立つのか。実力があるなら爆弾でも投げ込んでみろ」

「これぞ選挙の票の力。残念ながらわれわれにはない」

「（日本が入国を許可したことについて）これはつまり日本はまだ民主的で自由な国ということだな。わが国ではあり得ない」（翻訳・編集/北田）