トップ司会者のツァイ・カンヨン、同性恋人との20年愛を語る―台湾

Record China    2013年8月16日(金) 21時10分

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14日、台湾のトップ司会者ツァイ・カンヨンが、恋愛をテーマにしたエッセイ本を発売。同性の恋人との20年来の関係について語った。

2013年8月14日、台湾のトップ司会者ツァイ・カンヨン(蔡康永)が、恋愛をテーマにしたエッセイ本を発売。同性の恋人との20年来の関係について語った。Yes娯楽が伝えた。

バラエティーから討論番組まで、柔軟な対応と軽妙なトークで幅広いジャンルの司会をこなすツァイ・カンヨン。もともとはコラムニストで映画プロデューサーだったが、1996年にテレビ関係者に見出されて司会業をスタート。現在では、台湾のトップMCとして絶大な人気を誇る。

台湾芸能界では珍しく、同性愛者であることをカミングアウトしている1人。14日、恋愛をテーマに77篇のエッセイを収めた自著「愛了就会活過来」を発売。発表会では、20年来の恋人について自ら語った。

カンヨンの恋人は、専門学校で英語教師をしているジョージ・リウ(劉坤龍)さん。関係が長続きしている秘けつについてカンヨンは、「交際を始めた時から、自分の幸福感を相手に求めるような考えは持っていない」とコメント。さらに、「川が水の流れに沿って形を変えるように」相手を受け入れ、自分自身も柔軟になることが大切だと語った。

「台湾において、結婚は異性の恋愛ゲーム」と語り、長年の関係に同性婚でけじめをつける気持ちはないという。同性婚が法制化された国へ飛び、婚姻関係を結ぶカップルもいるが、「僕ら2人が共有している愛の定義は、そんなに狭くない」とも語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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