韓国選手、ユース大会でも北朝鮮から冷遇受ける=中国ネットもあきれ

Record China    2019年10月31日(木) 21時40分

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今月中旬に行われたサッカーワールドカップのアジア2次予選に続き、19~27日に行われた重量挙げのアジアユース・ジュニア選手権でも、韓国選手が開催国である北朝鮮側から冷遇を受ける場面があった。

北朝鮮で19~27日に行われた重量挙げのアジアユース・ジュニア選手権で、韓国選手が冷遇を受ける場面があった。今月中旬に行われたサッカーワールドカップ(W杯)のアジア2次予選に続く国際的なスポーツ大会での韓国冷遇に、中国のネットユーザーもあきれている。

韓国メディア・聯合ニュース28日付の報道によると、同選手権では韓国選手が表彰される際に北朝鮮の観客が一斉に会場を後にし、韓国国歌の放送が終わるまで席に戻らないという事態が起こったほか、男子89キロ級で金メダルを獲得した韓国選手が銅メダルの北朝鮮選手に「表彰台に一緒に立とう」と手を差し出し握手を求めたものの無視される場面もあったという。

31日に中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で中国の動画メディア・梨視頻が伝えると、中国のネットユーザーからは、「韓国人と北朝鮮人は同じ民族だというのに」「彼らは政治家同士がするようなことをスポーツの場でやっているのか」などとあきれたような声や、「(握手を拒否した北朝鮮選手は)韓国に友好的という印象を持たれるのを避けたかったんだろう」と指摘するコメントが寄せられた。

先日行われたW杯アジア2次予選では、14日から北朝鮮入りした韓国選手が「到着後、空港で2時間以上にわたって足止めされる」「携帯電話の持ち込みを禁止され、北朝鮮滞在中は監視役によって行動を徹底的に管理される」といった待遇を受けたことに加え、試合は突然「無観客試合」とされ、韓国でのテレビ中継も行われなかった。これを受け、韓国サッカー協会はアジアサッカー連盟(AFC)に正式に申し立てを行った。(翻訳・編集/岩谷)

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