臓器移植、2年以内に死刑囚への依存解消へ―中国

Record China    2013年8月17日(土) 20時50分

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16日、香港紙・文匯報は記事「臓器移植、2年以内に死刑囚への依存解消へ」を掲載した。中国国家衛生・計画生育委員会の担当者は、移植用臓器を死刑囚に依存している問題を2年以内に完全に解消すると発言した。資料写真。

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2013年8月16日、香港紙・文匯報は記事「臓器移植、2年以内に死刑囚への依存解消へ」を掲載した。

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中国国家衛生・計画生育委員会の臓器移植臨床技術応用管理委員会の黄潔夫(ホアン・ジエフー)主任は先日、移植用臓器を死刑囚に依存している問題を2年以内に完全に解消すると発言した。

現在、中国では年1万件もの臓器移植手術が行われているが、そのほとんどは死刑囚から提供された臓器を使用している。なお中国当局は死刑囚の同意を得ていると説明している。また、違法な臓器売買も横行している。

こうした問題を解消するべく中国では一般市民に臓器提供を呼びかけている。心停止後の臓器提供は現時点で1010例に達しており、月100例ペースで増加している。今後もさらに呼びかけを続け、2年以内に死刑囚への依存を解消する方針だ。(翻訳・編集/KT)

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