2013年8月16日、昆明市に住む暴行被害者が損害賠償金を受け取ったが、その一部にあたる1万元（約16万円）が硬貨10万枚で支払われた。この硬貨を朝9時から夕方6時まで、18人の銀行員総出で数えたものの、数えることができたのは半分の5000元ほど。騰訊網が伝えた。

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昨年9月、この銀行で働く呉さんは夫と共に家の近所の食堂で麺料理を注文した。ところが運ばれてきた料理が汚れていたため、店側とトラブルに。従業員らに暴行を受けた呉さんは脳挫傷、呉さんの夫もろっ骨を3本折り、1カ月以上の入院が必要となる大けがをした。

退院後、2人は店側に対し訴訟を起こし、6．8万元（約101万円）の損害賠償を勝ち取った。しかしながら敗訴した店側は賠償金のうち1万元（約16万円）を硬貨で支払ったのである。店側は硬貨を8つの大袋に詰めて引き車の荷台に乗せ、呉さんの住む家の階下までわざわざ引っ張ってきたということだ。 (翻訳・編集/YM)