韓国人が「日本旅行」をひっそり再開?

Record China    2019年11月7日(木) 6時40分

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4日、韓国・毎日経済は、「日本ボイコット運動が続く中、一部の若い世代を中心に安い航空券を利用して趣味を満喫したりショッピングを楽しんだりする『隠れ日本旅行』がひっそりと再開されている」と伝えた。写真は湯布院。

2019年11月4日、韓国・毎日経済は、「日本ボイコット運動が続く中、一部の若い世代を中心に安い航空券を利用して趣味を満喫したりショッピングを楽しんだりする『隠れ日本旅行』がひっそりと再開されている」と伝えた。

記事は、このような兆候は「特に特定ブランドの商品を韓国より日本ではるかに安く買える場合によく見られる」と指摘している。ソウルに住む会社員のノさん(34)は今月、友人と東京に「iPhone購入」旅行に行くという。9月に発売されたiPhone11シリーズの販売価格は韓国よりも日本の方が安いため、日本でiPhoneを買いつつ海外旅行を楽しむことにしたそうだ。ノさんは「日本と韓国のiPhoneの価格差は航空券代以上だ」と話したという。

また記事は「日本ボイコットの影響で航空券が値下がりしたことが『隠れ日本旅行』を後押ししている」とも指摘し「航空券の価格比較サイトで金曜日に韓国を出発し、日曜日に帰国する往復航空券の最低価格を調べた結果、東京は約16万ウォン(約1万5000円)、大阪は約11万ウォンだった」と伝えている。鉄道マニアのユンさん(32)は、8月ごろ日本旅行で鉄道に乗り趣味を満喫した。30日ほどの日程で約500万ウォンを使ったが、往復の航空券はたったの13万ウォンだったという。来月、東京旅行と大阪旅行を計画した会社員のイさん(32)も航空券の価格を考慮に入れたという。

ユンさんは「日本ボイコット運動が気になり、日本で撮った写真をSNSにあまりアップできなかった」と話した。しかし「日本ボイコット運動の趣旨は理解するが、正しい歴史認識さえ持っていれば日本旅行に行っても問題ないと思う」「自発的な反日運動は止められないが、だからといって不買運動を強制するべきでない」と主張したという。

これに韓国のネットユーザーからは「日本以外に旅行先はないの?」「プライドってものがないの?」「正しい歴史認識を持っているなら行くべきではない」「旅行代金も合わせて韓国でiPhoneを買えばいい。安く買えることを言い訳にしている」「必ずしも日本に行かなければならないの?堂々とSNSに写真をアップできないのは、日本旅行は恥ずかしいことだと思っているから。分かっているのになぜ行くの?」など日本旅行に否定的な声が上がっている。

一方で「日本ボイコット運動は義務ではないよね?」「日本に行くのも自由、不買をするのも自由。他人が口出しするのは間違っている」「行く、行かないはそれぞれの選択だ。世論に流されて自分の好きなようにできないことの方が問題だ」「不買運動を強要しないで。個人の自由を尊重してこそ正当な運動だ。日本旅行に行きたい人は静かに行って楽しんでくればいいし、不買運動をしたい人は同じ考えを持つ人同士すればいい」などの意見も寄せられている。(翻訳・編集/長居)

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