2019年11月6日、中国メディアの観察者網によると、江蘇省蘇州市で有料道路の料金所を通過しようとしたトラックの冷蔵荷台に人影が映る騒ぎがあった。

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記事によると、料金所にやってきたトラックのドライバーは係員に「荷台の中身はシイタケ」と申告。しかし、係員が荷台のスキャン画像を確認したところ、冷蔵室内で荷箱が積まれた中に人影があるのを発見した。

係員の検査要求をドライバーが拒否したため、料金所はすぐに高速交通警察と現地の交番に通報。警察官が検査を実施したところ、積まれた荷箱の中から人が出てきたという。

言い逃れできなくなったドライバーは、「車内に（代わりの）副ドライバーを隠していた」と認め、「クリーン農作物輸送優遇政策の条件に適合すれば通行料金が無料になるため、空き箱と人間を荷台に入れてかさ増しした」と動機を語った。

スキャン画像によって全てがバレてしまったドライバーは、規定の通行料金1000元（約1万5000円）余りを支払った上に、交通法規違反で処罰を受けることになった。（翻訳・編集/川尻）