宮崎駿監督「風立ちぬ」はなぜ批判を呼んだのか―英紙

Record China    2013年8月20日(火) 22時50分

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20日、英紙フィナンシャル・タイムズ(中国語電子版)は「宮崎駿監督の『風立ちぬ』はなぜ批判を呼んだのか」と題する記事を掲載した。資料写真。

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2013年8月20日、英紙フィナンシャル・タイムズ(中国語電子版)は「宮崎駿監督の『風立ちぬ』はなぜ批判を呼んだのか」と題する記事を掲載した。

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宮崎駿監督の新作アニメーション映画「風立ちぬ」が、先月日本で公開された。戦闘機「零戦」を設計した堀越二郎を主人公にした物語だ。もしかしたら読者は同作が日本の保守派を喜ばせたと思うかもしれない。しかし実際は、監督は保守派の人々から「反日」「反逆者」と批判された。作品は戦争が生命を踏みにじることを描き、平和主義的な傾向を持っている。さらに、宮崎監督はこのほど発表した文章で、憲法改正に強く反対したことも理由に考えられる。

「風立ちぬ」に対する論争は、日本がかつて起こしたことへの責任と、隣国(特により強大化した中国)関係に対し、日本国内の見方が変化していることを表す。最近の民間調査結果では、日本が犯した戦争犯罪に対し、18〜29歳の若い世代は73%が「もう十分謝罪した」と考えている。日本の若者たちは「自分が生まれる半世紀以上前の事件について、なぜやましさを感じなければならないのだろう」と思っているのかもしれない。(翻訳・編集/AA)

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