2013年8月21日、中国の富豪を専門とする研究機関・財産品質研究院と対外経済貿易大学ぜいたく品研究センターが最近になって合同で発表した「2013年中国免税報告」によると、中国人旅行者の昨年の海外での消費額が1020億ドル（約10兆円）となった。。南方都市報が伝えた。

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報告によると、中国の海外渡航者は年々増え続けており、2010年に初めて5000万人を突破して以降、毎年20％の割合で増加を続け、2012年には8300万人に達した。同時に、中国人旅行者の海外での消費額も増加し続けており、2010年の540億ドル（約5兆3000億円）から、2012年には1020億ドル（約10兆円）へと2倍近くに増えた。

中国人消費者はすでに世界最大の消費グループとなっており、欧州の高級ブランド品市場を支えている。英紙フィナンシャル・タイムズによると、中国人旅行客は毎年、英国で3億ポンド（約456億円）を消費している。また、ロンドン・ヒースロー空港の利用客全体に占める中国人の割合はわずか1％であるにもかかわらず、免税店の売り上げは25％を占めているという。（翻訳・編集/北田）