ロシアメディアが中国空母・遼寧号の戦闘力に疑義、自衛能力ほぼないと指摘―中国メディア

Record China    2013年8月22日(木) 11時40分

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21日、中国新聞網は記事「ロシアメディアが中国空母・遼寧号の戦闘力に疑義、自衛能力ほぼないと指摘」を掲載した。中国が擁する世界一“安い”空母・遼寧号には多くの欠点があると指摘している。写真は遼寧号。

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2013年8月21日、中国新聞網は記事「ロシアメディアが中国空母・遼寧号の戦闘力に疑義、自衛能力ほぼないと指摘」を掲載した。

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21日、露軍事週刊誌ミリタリー・インダストリー・クーリエは中国海軍の実力に関する分析記事を掲載した。保有艦艇の中で最も注目を集めているのが中国初の空母・遼寧号。同艦は世界で最も“安い”空母。わずか2000万ドル(約19億5000万円)でウクライナから購入した空母ワリャーグを改修した。理論的にはJ-15戦闘機40機、K-28ヘリ20機を搭載することが可能だ。

しかし米国をはじめとする各国のアナリストは「遼寧号の実力は大したものではない」という見方で意見を一致させている。第一に艦載機のJ-15戦闘機は電子系統や兵装などの主要性能で明らかに米国のF/A-18E/Fに劣っている。

また、レーダーナビゲーションを装備していなかったり、偵察機能を持った戦闘機やヘリを擁していないことも大きなネック。総合的に見てほとんど自衛能力を有しておらず、低空飛行している空中目標を攻撃する能力しかないと結論づけている。本当に価値のある空母の建造には10〜20年が必要と指摘した。(翻訳・編集/KT)

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