Record China 2019年11月12日(火) 22時20分
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11日、韓国・ニュース1によると、韓国でおよそ40年ぶりの再会を果たしたある親子が話題となっている。娘は8歳の時に行方不明となったが、「あること」が再会のきっかけになったという。資料写真。
2019年11月11日、韓国・ニュース1によると、韓国でおよそ40年ぶりの再会を果たしたある親子が話題になっている。娘は8歳の時に行方不明となったが、「あること」が再会のきっかけになったという。
記事によると、キム・ミヨンさんは8歳だった1980年のクリスマスイブに、忠清南道(チュンチョンナムド)天安(チョンアン)市の自宅付近で行方不明になった。ミヨンさんは住所や親の名前をはっきり覚えられない3級知的障害者だった。両親は周辺の保育園や孤児院を回りミヨンさんを探したが、見つからなかったという。
ところが今年10月に両親は「奇跡の再会」を果たすことに。最後の希望をかけて今年6月に警察に「遺伝子登録」を行ったところ、その数カ月後に連絡があった。警察が確認したところ、ミヨンさんは1991年から2017年までソウル市女性保護センターに居住していた。退所後は住まいを転々とし、一時期はホームレス生活までしていたため追跡が難しかったという。
この心温まるエピソードに、韓国のネット上では1000件以上のコメントが寄せられている。「本当に良かった。夢にまで見た家族の再会」「今年のクリスマスが40年間の悲しみを忘れられるぐらい幸せな時間になりますように」「最後まであきらめずに探し、娘の人生を立て直そうとするご両親。涙が出てくる」など「感動した」とのメッセージが相次いでいる。
一方で一部からは「25年間も公共機関で暮らしていたのに追跡できなかったの?」「失踪した1980年から91年までの内容がないけど、なぜ失踪して何をしていたのか気になる」など真相究明を求めるコメントも。
また、あるユーザーからは「政府が児童失踪防止対策を立てないことが理解できない。18歳になってから住民登録のために指紋登録するだけじゃ駄目だ。生まれてすぐにDNAや家族関係など全て登録しておけば探すのも楽になる」と政府の対策不足を指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/松村)
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