Record China 2013年8月22日(木) 14時20分
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18日、中国・安徽省蚌埠市のスーパーで17歳の女子店員が、刃物を持った男に10数カ所を刺されて死亡する事件が発生した。現場には警官2名がいたが、被害者が襲われている間に止めに入らず、そのことが問題視されている。写真は監視カメラの映像。
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2013年8月18日、中国・安徽省蚌埠市のスーパーで17歳の女子店員が、刃物を持った男に10数カ所を刺されて死亡する事件が発生した。現場には警官2名がいたが、被害者が襲われている間に止めに入らなかった様子がスーパーの監視カメラに撮影されており、問題視されている。21日付で人民網が伝えた。
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映像では、男が必死に抵抗する被害者を押さえつけ、地面に押し倒して刃物で刺し始めた時、警察官は男からわずか2〜3メートルの距離にいたにもかかわらず、何もせずに傍観していた。20秒後、刺され続けた被害者が動かなくなると、警官の1人が初めて買い物かごや段ボールを男に投げつけたが、男は依然として被害者を刺し続けた。その数秒後に男は自分自身を数カ所刺して地面に倒れたが、その時も警官はトウガラシ水を男に浴びせただけで取り押さえなかったため、男は起き上がって再び被害者を刺した。結局、30数秒後に男が再び倒れた時にようやく取り押さえたが、被害者は即死状態だった。
スーパーのスタッフによれば、容疑者の男は同日午後、店内を長時間うろついた揚げ句、包丁と果物を購入した。男が強盗を働くつもりではと疑ったスタッフは、近所の派出所へ通報。だが、警官2人が到着した時、男はすでに店を出ており、警官も後を追ったが発見できなかった。その後、男は再度来店、スタッフが再び通報して警官2人が駆けつけた時、凶行が起きたのだという。
事件発生後の翌19日に映像を見せられた被害者家族は、怒りをあらわにする。「警官が2人もそばにいたのに、どうして子供が刺されている時に見殺しにして助けてくれなかったのか。2人が動いてくれれば絶対に男を押さえられたはずだし、娘だって死ななくて済んだかもしれないのに」
21日午後、蚌埠市公安局禹会区分局の鮑局長に話を聞くと、「2人の警官が事件を対処する際の反応は確かにやや遅かった。しかし、彼らは何もしなかった訳ではないし、臆病で死ぬのを怖がった訳でもない」と釈明した。(翻訳・編集/碧海)
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