2013年8月22日、歌手の藤圭子さんが都内のマンションから転落し、搬送先の病院で死亡が確認された。62歳。飛び降り自殺とみられ、詳しい経緯を調べている。遺書は見つかっていない。藤さんは歌手・宇多田ヒカルの母親。

【その他の写真】

宇多田の母ということで、訃報は隣国の中国をも駆けめぐっている。藤さんの知名度自体は決して高くないはずだが、宇多田人気は中国語圏でもデビュー当時から相当のものだ。「中国版ツイッター」と呼ばれる簡易投稿サイトにも、多くの追悼コメントが寄せられている。以下、その一部。

「僕のケータイには数えきれないくらい彼女（＝宇多田、以下同じ）の曲が入ってるよ！！残念だ！！」

「離婚して、母とも死別か。彼女の人生も苦労が多いな」

「これで彼女の活動復帰も絶望的になったかな」

「母親って世界で最も愛する人だよね。母親を失っても、自分を大切にしてね」

「彼女を抱きしめて、慰めてあげたいな」

「かわいそうなヒッキー…だけど、彼女のお母さん、すごい美人だな」

「女神の母はやはり女神だった！」

「こんなに若くして、何をそんなに思いつめていたんだろう」

「日本人の自殺率は本当に高いよな」

「新宿か…その土地柄、謀殺であってもフシギはないな」

「何のために自らの命を？あんなに素晴らしい娘がいて、何を悩むことがある？悩んだり、落ちこんだりした時は、その根源から離れることが望ましい。そして、気持ちを落ち着けないと！こんな絶望的な手段を選ぶことなどないのに、口惜しいな！」(翻訳・編集/愛玉)