最年少の新入生は13歳の“神童”、名門・清華大学―北京市

Record China    2013年8月23日(金) 21時10分

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21日、北京市の清華大学で新入生の入学手続きが始まり、入学式も行われた。22日からは3週間にわたる新入生への軍事訓練と入学教育が実施される。写真は最年少の新入生、範書カイ君。

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2013年8月21日、北京市の清華大学で新入生の入学手続きが始まり、入学式も行われた。22日からは3週間にわたる新入生への軍事訓練と入学教育が実施される。22日付で新京報が伝えた。

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同大学では前年から学生が1人で入学手続きを行うよう提唱し、手続きの場所には“警戒線”が引かれている。警戒線より先には保護者が入れず、学生が自分で手続きをするよう促す措置だ。同大学の関係者によれば、この措置を実施して以来、付き添いの保護者は明らかに減少し、自分1人で手続きする学生は4割近くに達したとのこと。陳吉寧(チェン・ジーニン)校長によれば、この措置は学生が独立心を養う第一歩で、こういった独立心や批判的意識の育成を全過程において養うことを目的とするものだ。

また、大学では経済的に苦しい学生がスムーズに入学手続きを行えるよう、25省103人の新入生に計10万元(約160万円)の交通費を支給した。これまでは郵送で送金していたが、この方法だと入学時期に間に合わない可能性があるため、今年からは初めて銀行からの送金を実施。校内にある銀行のキャッシュカードをあらかじめ新入生に送り、そこから直接引き出せる方法に変更された。また、入学金を払えない学生のための臨時教育ローンも設置するなどの配慮がされている。

今年度の最年少の新入生は、山西省忻州市河曲県出身の範書●(ファン・シューカイ、●はりっしんべんに豈)君13歳。5歳で小学4年生になり、7歳で中学へ入学、今年13歳で中国の名門大学に入学した。中学教師をする母親の影響で理科に興味があり、大学の専攻は機械工程を選択、将来は科学研究の仕事に携わりたいそうだ。

清華大学の于涵(ユー・ハン)入試担当室主任によれば、同大学の今年の合格者は3374人で、そのうち理工系が2795人、文学・史学系が339人、芸術系が240人とのこと。全新入生の中で少数民族の入学者の割合が10%、男女比は2:1で、県レベル以下(中国の「県」は、市の下に属する)の受験生が初めて4割を超えて41%に達した。

大学では来年から推薦入学の方法が変更され、推薦入学の学生数が減る見通しだ。これまでは全国各地の科目別コンテストの優勝者には大学の推薦入学の資格が与えられていたが、この措置は来年以降に撤廃され、推薦入学の規模は95%に縮小される。(翻訳・編集/碧海)

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