<中国旅游>高速鉄道で週末の小旅行、いざ山東省へ

Record China    2013年8月24日(土) 15時10分

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23日、一週間忙しく働き続けたあと、休日に「旅に出たい!」と思ってもなかなか時間がとれないということはないだろうか?そんな人のために、中国では高速鉄道を利用したツアーが誕生した。今回は、高速鉄道で山東省の魅力をたっぷり楽しむツアーを紹介する。

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2013年8月23日、一週間忙しく働き続けたあと、休日に「旅に出たい!」と思ってもなかなか時間がとれないということはないだろうか?そんな人のために、中国では高速鉄道を利用したツアーが誕生した。今回は、高速鉄道で山東省の魅力をたっぷり楽しむツアーを紹介する。山東省は北京と上海の中間地域にあり、いずれの都市からもアクセス至便だ。時速300キロで省内の8都市―済南、泰安、曲阜、青島など―をつないでいる。

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まず、山東省の省都である済南からスタートする。北京から高速鉄道で1時間20分。古来より泉の都として知られる済南には、“天下の名泉” ●突泉をはじめ、黒虎泉、五龍泉、珍珠泉などの「72泉」が点在する。仏教名山である千仏山、泉の合流点である大明湖など、北国の雄大さと南国の優雅な姿が融合する街並みは、旅人の心を動かすことだろう。(●=足偏に「勺」)

泉を満喫した後は、雄大な山を楽しもう。済南から高速鉄道で30分で到着する泰安では、風光明媚な景色はもちろんのこと、中国の歴史上重要な役割を果たした山として名高い泰山(世界複合遺産)は見逃すことのできない名所である。雄大かつ壮麗な風景と重厚な歴史文化の遺産による完璧なコラボレーションは、インパクトも絶大だ。歴代皇帝がたどったのと同じように「岱廟」から参道を歩いて頂上に登り、ご来光を拝めば一生忘れられない体験になるだろう。

泰山を後にしたら、曲阜へ。昼食をとる時間には、孔子文化にあふれる街と出会えるだろう。悠久の歴史を背景に文化財や古跡が多く、観光資源の豊かな曲阜は、中国文化に興味がある旅人には外せないところである。儒教の聖地、孔子のふるさと…「東方文化の華」と称される世界でも珍しい古建築群が完璧に保存されていて、ユネスコの世界文化遺産リストに登録されている。

最後は、耐え切れない暑さから逃れて青島で涼しい週末を過ごそう。北京からわずか4時間で、涼しく柔らかい海風を感じられるのがここだ。きれいな海で泳ぎ、ビーチバレーに興じたり、友達と一緒に特産のビールを飲んだりしてリラックスしよう。青く美しい海と、海上に浮かぶ山々、緑豊かな街の景色、ヨーロッパを思い起こす優雅な建築物の数々。青島は避暑地として最適のチョイスだ。

※本記事は楽旅中国(らくたびチャイナ)の特別提供。楽旅中国は、中国青年旅行社(CYTS)傘下で展開する中国旅行専門の日本語オンラインサービスです。

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