日中戦争時の巡洋艦と同じ名称で非難殺到、開店16年目の日本料理店が閉店へ―北京市

Record China    2013年8月23日(金) 20時9分

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23日、北京市にある開店16年目の日本料理店が間もなく閉店する。店名の「出雲」が日中戦争時に旗艦として使用された旧日本軍の巡洋艦と同じ名称だとして、先ごろから非難を受けていた矢先だった。

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2013年8月23日、北京市にある開店16年目の日本料理店が間もなく閉店する。店名の「出雲」が日中戦争時に旗艦として使用された旧日本軍の巡洋艦と同じ名称だとして、先ごろから非難を受けていた矢先だった。北京青年報が伝えた。

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レストラン口コミサイトのコメントには、同店の店名に関する非難が数多く寄せられていた。店主は日本人だとされているが、実際は中国人。1950年代生まれで1987年から3年間日本に留学、島根県出雲市で1年間生活していた。そのため、1997年にこの店を開く際、思い出の地ということで店名につけたのだという。

店主によれば、閉店する主な理由は店の賃貸料の高騰が原因とのこと。しかし、料理長は世論の圧力も一因にあったと指摘、もし新たに開店する場合は別の店名をつけた方がいいと述べた。店主は「現時点ではまだ調整中で、しばらくの間は新店舗の場所は確定しない」と語った。(翻訳・編集/碧海)

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