Record China 2019年11月19日(火) 0時20分
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13日、中国メディアの新浪財経は、グローバル市場調査機関ニールセンが発表した「中国の若者の負債状況報告」について紹介した。資料写真。
2019年11月13日、中国メディアの新浪財経は、グローバル市場調査機関ニールセンが同日に発表した「中国の若者の負債状況報告」について紹介した。
記事によると、中国の若者の間ではローンでの消費が普及しているという。同報告では、「仕事をしている1990年代生まれの若者の6割近くが実質的に負債を抱えており、この比率はほかの若者よりも高い」と指摘。異なる年齢層の若者がいずれも高い割合でローンを利用しているという。
また、この報告によると、ネットの分割商品購入者やクレジットカードでの商品購入者の方が、全くローンをしない人より就業や収入などの面について「自信」を持っているという。43.3%の若者がローンの利用は「賢い消費方法」と考えており、実際に87%の若者が1年以内の支払い遅れはないという。
このほか、若者のローンの用途を見ると、「住宅ローン」が主な用途であると記事は紹介。調査に応じた人の12%が住宅ローンを抱えており、一線都市(北京、上海、広州、深セン)では22%に達するという。しかし、近年では住宅ローンが若者の負債率に与える影響それほど大きくはなく、若者は住宅のほか、生活や娯楽にローンを使用していると伝えた。
さらにこの報告では、若者の中で「ネット通販での分割購入」の浸透率が60.9%に達しており、クレジットカードは45.5%にとどまっていると指摘。学生や仕事をしている95年生まれ以降では、ネット通販での分割購入の傾向が強いと分析した。(翻訳・編集/山中)
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