子どもがコーラに農薬投入、のどが渇いた父親がゴクゴク…―中国

Record China    2019年11月14日(木) 18時0分

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中国江蘇省宿遷市でこのほど、農薬を大量に摂取した男性が緊急搬送される騒動があった。

中国江蘇省宿遷市でこのほど、農薬を大量に摂取した男性が緊急搬送される騒動があった。新華社など複数の中国メディアが13日付で伝えた。

10月のある夜、同市に住む李(リー)さんは仕事を終えて帰宅し、食事をした後に就寝。深夜にのどの渇きで目を覚まし、テーブルの上に置いてあったコーラを飲んで再び床に就いた。ところが、しばらくして身体の異変に気付いた。家族が救急車を呼び、李さんは病院に緊急搬送された。


検査の結果、李さんの尿からはパラコートと呼ばれる除草剤の成分が高い濃度で検出された。担当した医師はすぐに胃と腸を洗浄するなどの処置を施し、李さんは危険な状態を脱した。

「犯人」は3歳の息子だった。李さんが帰宅する前、隠してあったパラコートを見つけた息子が、コーラの瓶に原液200ミリリットルを注いだということだった。医師によると、パラコートはわずかでも摂取すれば死に至る危険があるといい、これほど大量に摂取して助かることは非常にまれだという。嘔吐(おうと)した際に多くが排出されたことで助かったようだ。


ネットユーザーからは、「子どもの手の届くところにパラコートを置いておくのは危険すぎる」「しっかり隠しておかないからだ。一体どっちが子どもなのか」「日ごろしっかり教育していないから。自業自得だ」といった声が寄せられた。

また、劇薬を摂取しながら一命を取り留めたことについて、「(パラコートを)10ミリリットル以上摂取して死ななかったケースなんて聞いたことない」「パラコートなら一口でおだぶつ。200ミリリットル飲んで助かるのか?」「飲む時に異臭はしなかったの?」などの疑問の声も多く、「だから、このパラコートは偽物だろう」とのコメントは多くの共感を集めていた。(翻訳・編集/北田

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