強奪事件か、乗組員18名を乗せた漁船が音信不通―海南省瓊海市

2007年4月28日、海南省瓊海(チオンハイ)市の漁船が何者かに襲われ、乗組員18名が行方不明になっていることがわかった。

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行方がわからなくなっているのは海南省瓊海市の漁船「瓊瓊海08099号」。3月16日に瓊海市の潭門港を出発し、広東省の南沙海域で魚の捕獲作業を行っていた。4月26日早朝、漁船が襲われたので警察に通報してほしいと船長から家族に連絡が入った。

船長の話によると、漁船が故障し海上を漂流していたところ、武装した何者かに襲われたという。相手は拳銃を持っており、船上に積んでいた魚とボートを強奪された。船を燃やすと脅されたが、その後船から離れていったという。また、船長は家族との電話中「別の船が近づいてきた」とも話しており、その後電話が切れ連絡が途絶えたことから、第二の強奪に遭った可能性が高い。

「瓊瓊海08099号」の行方は現在もわかっておらず、乗組員18名の安否も確認されていない。(翻訳/編集・藤野)