<野球>日韓戦で「旭日旗」応援が登場、韓国で東京五輪への懸念高まる

Record China    2019年11月18日(月) 12時40分

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18日、韓国・JTBCは「野球の日韓戦で一部の観客が旭日旗を掲げた」とし、「韓国側が抗議するも受け入れられなかった」と伝えた。写真は旭日旗。

2019年11月18日、韓国・JTBCは「野球の日韓戦で一部の観客が旭日旗を掲げた」とし、「韓国側が抗議するも受け入れられなかった」と伝えた。

東京ドームで17日、「第2回 WBSC プレミア12」決勝戦の日韓戦が行われた。16日のスーパーラウンド最終戦での勝利に続き2夜連続で韓国と対戦した日本は、5-3で逆転勝利。10年ぶりの優勝を飾った。

JTBCは、「日韓戦では旭日旗を掲げる観客や旭日旗柄Tシャツを着用した観客の姿が確認された」と指摘。旭日旗は韓国で「日本帝国主義の象徴」としてタブー視されており、韓国野球員会(KBO)はすぐに抗議したが、大会側は「国際オリンピック委員会(IOC)も使用を認めているため、旭日旗での応援を阻止することはできない」との立場を示したという。

JTBCは、「2年前のサッカーの試合で旭日旗が登場した時は、アジアサッカー連盟(AFC)が懲戒処分を下したが、今回の野球大会では旭日旗の搬入を防止するいかなる努力も見られなかった」と指摘。また、最近日本で開催されたラグビーW杯でも「客席で堂々と旭日旗が掲げられた」とし、「IOCの生ぬるい対応のため旭日旗での応援が繰り返されている」「国際大会で日本が巧みに旭日旗応援を試みており、東京五輪に対する懸念が高まっている」などと伝えている。

これを見た韓国のネットユーザーからも「五輪のボイコットを本気で検討するべき」「抗議より試合を拒否する方が効果的では?」「韓国は慰安婦像Tシャツで対抗しよう」など旭日旗での応援に反発する声が上がっている。

一方で「個人の自由」「韓国としては残念なことだけど、日本で旭日旗は戦犯旗とされていないから」「客観的にみると、旭日旗を問題視するのは世界で韓国だけ」と理解を示す声や、「負けたから言い訳?」「旭日旗のせいで負けたと言っているようで情けない」「そういうことは勝ってから主張しよう」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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