「2030年までに週休3日制を採用」、実現できると思いますか?―13億人のアンケート

Record China    2013年8月28日(水) 21時10分

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27日、余暇が生活や経済に及ぼす影響について研究している中国人民大学のある教授がこのほど、「中国は2030年までに週休3日制を採用してもよい」と発言したことが注目されている。資料写真。

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2013年8月27日、余暇が生活や経済に及ぼす影響について研究している中国人民大学のある教授がこのほど、「中国は2030年までに週休3日制を採用してもよい」と発言したことが注目されている。

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これは同国の経済発展のスピードにかんがみたものだというが、いくらなんでも週4日働いて週3日休むなどという生活が成り立つものだろうか?「社会的に物質的水準が向上すれば余暇の消費に対する需要が高まるので、それが経済成長を後押しする」と考える向きと、「競争の激化が進む中、週休3日でのうのうと暮らしてはいられない」と考える向きに割れているようだ。

中国の大手ポータルサイト・新浪(Sina)はこれについて「中国版ツイッター」と呼ばれる簡易投稿サイトを通じてアンケートを実施。「2030年までの週休3日実現、現実的だと思いますか?」との質問を投げかけ、27日午後5時までに6277人の回答を集めた。

結果、「現実的でない」と回答したのが57.2%を占める3590人、「現実的だ」と回答したのが32.9%を占める2066人、残り9.9%を占める621人は「よくわからない」とした。以下、コメント欄に投稿された具体的意見の一部。

「これはデマですか?」

「なんと想像力旺盛な仮説!」

「絵に描いた餅を見せて庶民の腹をふくらますってか?」

「2030年!!!!この教授、それまで生きてるの?」

「公務員ならばそのころには週休4日も実現しているかもですね」

「われわれ庶民は週休1日でも文句は言えないがな」

「一部の民間企業ではいまだに週休2日も確保できていないところがあるのに」

「すみません、出稼ぎ労働者も週休3日でよいのですか?」

「こっちは週に8日も働いてるんだよ」

「この教授を農村に放り込んだらいいよ、こんなことあり得ないってわかるだろう」

「それよりも来年のことをしっかり考えようぜ。遠い未来の話じゃなくて」

「どうでもいいから早くリタイアしたいな」

「最近、定年を引き上げようという動きがあるようだが、週休3日の実現よりもこっちを阻止してほしい。若者に働き口を確保するためにも」

「効率を上げて、無駄を排する。そして、制度・人材の素養・エネルギーの配分を調整すれば、きっと実現できるだろう」

「2030年の話で議論するなんて、それほどこっちはヒマじゃないよ」(翻訳・編集/愛玉)

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