<サッカー>現時点では“帰化選手”は検討しない、中国人に頼る―中国サッカー協会

Record China    2013年8月28日(水) 22時40分

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27日、中国青年報は記事「中国サッカー協会がコメント:現時点では“帰化選手”は検討せず、自国人に頼る」を掲載した。中国代表の強化のため外国人選手の帰化を求める声が高まっている。資料写真。

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2013年8月27日、中国青年報は記事「中国サッカー協会がコメント:現時点では“帰化選手”は検討せず、自国人に頼る」を掲載した。

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8月25日、サッカー中国スーパーリーグ第25節・広州恒大対広州富力の一戦が行われた。恒大を率いるのはイタリアの名将リッピ。富力を率いるのはスウェーデンの名将エリクソン。世界クラスの名将同士の対決となった広州ダービーは白熱した一戦となった。

試合を決めたのは恒大のアルゼンチン人MFコンカのゴール。南米MVPの経歴を持つエースが決定力を見せつけた。優れた外国人選手がチームを引っ張る姿に、クラブだけではなく帰化選手に代表に加わって欲しいとの声も上がっている。

優秀な外国人選手が帰化して代表に加われば、中国人選手の模範となりチーム力は大きく向上するはずだと期待する声は強い。しかし中国サッカー協会関係者は「即席の強化方法は考慮しない」とコメントしている。また、中国は二重国籍を認めていないため、帰化のためには以前の国籍を放棄しなければならないこともネックだという。

一方、国際サッカー連盟(FIFA)及びアジア・サッカー連盟(AFC)は帰化選手に関する規定を変更した。18歳未満の選手の所属国籍変更不許可の規定がなくなり、「連続して5年以上居住」し「国家代表及び年代別代表」に参加した経歴がなければ、所属国籍の変更が許可される。移民が多いオーストラリア、帰化選手取得に熱心なカタールに有利とみられている。(翻訳・編集/KT)

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