中国人テニス選手・李娜が告白、「コーチに禁止薬物を強要された」―米紙

Record China    2013年8月28日(水) 12時30分

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27日、中国人プロテニス選手・李娜が米紙の取材に応じ、2002年に一旦引退した真相として、当時コーチから禁止薬物を強要されたことなどを明らかにした。写真は李娜。

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2013年8月27日、中国のポータルサイト・騰訊のスポーツチャネルによると、中国人プロテニスプレーヤーの李娜(リー・ナー)さんがニューヨーク・タイムズの取材に応じ、2002年に一旦引退した真相として、当時コーチから禁止薬物を強要されたことなどを明らかにした。

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当時引退を決断した理由として、トレーニングが厳しく心身ともに疲れ切っていたこと、同じくテニスプレーヤーで現在は夫である姜山(ジアン・シャン)さんとの恋愛をコーチが禁じたこと、さらにコーチが医師のアドバイスを無視して李さんに禁止薬物であるステロイドを服用するように強要したことを挙げた。しかも李さんはステロイドにアレルギーがあったという。

また、李さんはスポーツで身を立てたことは偶然のことだったと話し、李さんの父親は李さんの意見を聞かないままスポーツ学校に入学させたと語った。父親とコーチの厳しい指導や、国のスポーツ選手育成方針によるまったく自由のない生活に李さんは不満を持っていたと記事は伝えた。現在の李さんは「家に帰ると携帯電話の電源を切って、誰の電話も受けない」と、自由な生活を満喫しているという。(翻訳・編集/岡田)

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