韓国人記者が自国民の「自己陶酔」を批判=もっと客観的に自分を分析すべき―中国メディア

Record China    2013年8月28日(水) 11時30分

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27日、人民日報(電子版)によると、韓国人の記者が、自国民の過度な自己陶酔を批判する記事を寄せている。写真は韓国の「景福宮」。

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2013年8月27日、人民日報(電子版)によると、韓国人の記者が、自国民の過度な自己陶酔を批判する記事を寄せている。

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1988年のソウルオリンピックのときにハンガリーの女子ハンドボール選手を取材したことを思い出すと、今でも恥ずかしくなる。ある日曜日に私は選手たちと漢江に遊びに行き、遊覧船に乗り漢江の景色を楽しんだ。私が「ソウルの印象はどうですか?」と何度も尋ねると、選手たちは仕方ないといった様子で「素晴らしい」「きれいだ」と答えた。

昔の韓国人の口癖は「『葉銭』は駄目だ」だった。「葉銭」とは1905年の通貨改革後に価値を失った銅銭で、その言葉の意味は「自分たちのものは取るに足りない」だ。韓国人がこの劣等感から抜け出したのが、ソウルオリンピックのときだったのだ。

しかし、現在では行きすぎた「自己陶酔」が問題となっている。最近、新聞やテレビでは「韓国の○○に陶酔する外国人」という報道が溢れている。「韓国の建築物に陶酔する外国人」、「韓国の自然に陶酔する外国人」、「韓国の古代学者に陶酔する外国人」。ひどいものでは「韓国の漬物に陶酔する外国人」というものまである。

外見がバービー人形そっくりなことから、「リアルバービー」といわれる米国の美少女ダコタ・ローズが、昨年行われた韓国化粧品会社のPR活動に参加した。あるファンがツイッター上でローズに「漬物は好きですか?」と質問すると、ローズは「嫌い」と一言。すると、韓国のネットユーザーたちは「無礼で傲慢だ」と次々に非難した。あるメディアなどは「外見は美しいが内面は汚い」などと報道した。

本当に自信のある人は、いつも自分のものを「最高だ」、「最大だ」、「最新だ」などと称賛したりはしない。客観的に自分を分析しなければ、反省することはできない。バランス感覚を保ち、自己の良いところを理解し、相手の素晴らしいところも理解してこそ、他人から学べるのだ。(翻訳・編集/北田

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