Record China 2019年11月21日(木) 16時20分
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名古屋市立大学などの研究チームは今月5日、1滴足らずの血液からアルツハイマー病かどうかを診断できる可能性のある検査法を発見した発表。中国のネットユーザーから称賛の声が上がった。資料写真。
名古屋市立大学などの研究チームは今月5日、1滴足らずの血液からアルツハイマー病かどうかを診断できる可能性のある検査法を発見した発表。中国のネットユーザーから称賛の声が上がった。
同研究チームによると、アルツハイマー病の患者と非患者の間で、フロリチンと呼ばれる血中のたんぱく質の濃度に差があった。アルツハイマー病の診断にはこれまで身体への負担が大きい脳脊髄液(CSF)の採取や、高額なPETと呼ばれる検査が用いられてきたが、血液による検査が実用化されればより負担が少なく安価な検査方法として活用できることが期待される。
この話題は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で数千に上るコメントが寄せられるなど注目を集めている。「1滴の血でアルツハイマー病を診断」はハッシュタグが付き、多くの人がシェアした。
ネットユーザーからは、「グッドニュースだ。早く実用化してほしい」「驚嘆した。早期予防に役立ちそうだ」「すごい。こういうニュースこそトレンドになるべき。芸能人の話はもういい」といった声が上がった。
また、「日本の医療には本当に恐れ入る」「日本の医療技術には確かに震撼させられる」などとするユーザーや、「治療法も早く確立されるといいね」「診断だけでなく、予防や治療にも応用できればもっといい」と期待を膨らませるユーザーもいた。(翻訳・編集/北田)
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