結婚後も指輪をはめる習慣のない在米華人、誤解されて未婚者から誘われるケースも―米華字紙

Record China    2013年9月1日(日) 14時20分

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29日、米国では既婚者が結婚指輪を片時も忘れずにはめるのが一般的な習慣となっている。しかし、この欧米文化はまだ多くの華人には完全に浸透していない状況だが、これが時として誤解を生む原因となっている。資料写真。

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2013年8月29日、米国では既婚者が結婚指輪を片時も忘れずにはめるのが一般的な習慣となっている。しかし、この欧米文化はまだ多くの華人には完全に浸透していない状況だが、これが時として誤解を生む原因となっている。米華字紙・世界日報が伝えた。

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ある在米華人女性は4年の交際を経て結婚。2人とも新しい職場に移ったばかりで経済的にも余裕がなかったため、結婚式なども一切行わず、結婚指輪も購入しなかった。しかし、女性は職場のパーティーに出席した際、他の部署の米国人男性に話しかけられ、デートに誘われた。彼女がえん曲に自分が既婚者であることを明かすと、相手はすぐに謝罪、「結婚指輪をはめていなかったから、独身だと思った」と釈明した。恥ずかしく感じた彼女は帰宅後、夫に相談。結局、2人は銀製の結婚指輪を購入し、再び同じような誤解を招かないようにきちんと指輪をはめることにした。

米国人と結婚した華人は結婚指輪の重要性についてより実感しているかもしれない。米国人男性と結婚したある華人女性は、結婚後に初めてニューヨークの義父母宅を訪れた。その際、姑(しゅうとめ)は彼女が結婚指輪をはめていないのに気づくとすぐに「指輪をどこへやったの?」と尋ねた。女性は「指輪をはめ慣れていないし、失くしたら困るので、普段からしていません」と答えると、姑は厳粛な顔つきになって「結婚指輪をはめないのは、他の異性と付き合っても構わないという証で、浮気を意味するものなのよ」と彼女をたしなめた。

米国人が結婚指輪をそれほど真剣に受け止めているとは思わなかった彼女が夫に話を聞くと、「伝統的な米国の夫婦の大半は、離婚した場合を除けば、ずっと指輪をはめているものだ。アジアでは欧米ほど結婚指輪の伝統を重視していないのは分かるけれど、他の米国人なら疑ったり、誤解したりするかもしれないね」と話した。(翻訳・編集/碧海)

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